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豊浦宮の昔を知る樹
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忌宮神社
宿禰公孫樹(すくねのいちょう)
社殿広庭にあるイチョウで、往昔の豊浦宮を物語る現存唯一の古木で、歴代天皇にお使えした武内宿禰お手植えの銀杏と伝えられる。
仲哀天皇の熊襲征伐に従い、神功皇后の三韓征伐をお助け申しあげた話は有名で、皇后がお産みになられた皇子(応神天皇)を抱き上げている絵は古くは庶民にも親しまれた。
長寿として知られる武内宿禰のように、当社のイチョウも樹皮脱け落ち、乳頭垂下して奇観を呈しながら新しい幹や樹皮が出て、今なお生き続けている。

