神職ブログ
新緑と紅紫
⽇常
桜の見ごろはあっという間に過ぎてしまいました。とは言うものの、意外と長く楽しめたようにも思います。
もうだいぶ夜の冷え込みも落ち着き、宿直中の見回りも上着が要らない日があるほどです。
そうこうしている内に桜の木もすっかり新緑に彩られ、モミジの青葉が目に優しい時期になってきました。漢字で書くと「紅葉(黄葉)の青葉」。どっちなんだと言いたくなりますね。
境内でモミジといえば境内社八坂神社の他、宝物館奥の駐車場に数本、そして社務所・氏子会館に立派な枝葉を茂らせております。この時期になりますと特に社務所・氏子会館のモミジはツツジ、サツキとの共演が大変美しく、大振りなツツジは艶やかに、小振りなサツキは可憐に花を咲かせます。サツキの季節にはまだ早いですが、つい数日前からツツジは満開を迎え、とても目を惹く紅紫色(マゼンタ)で楽しませてくれています。
桜でも感じておりましたが、今年は花付きも色づきも良く、去年より美しく感じます。
是非境内でお楽しみください。