神職ブログ
秋風に、かけ声を
お祭り
金木犀さわやかに香る 長府の秋
去る10月12日、当社の秋祭りが斎行されました。10月半ばとは申しましても残暑厳しく、朝晩涼しいかと思えば日中日が照り始めると20年前の夏程度には気温が上がります。タイトルに「秋風」と付けましたが、当日はなかなかそうはいきませんでした。
しかしながら、13時から行われた子供神輿巡幸に集まってくれた子供たちは始まる前から楽しそうに境内を走り回り、出発すれば還って来るまで賑やかに過ごしてくれました。文句を言う事も無く、ぐずる子もおらず、みんなで「わっしょいわっしょい!」とかけ声を掛け合いながら乃木さん通り商店街を一周してきてくれました。この元気の良さは長府の宝物だと思います。本当に皆様ありがとうございました。
近年の様子を鑑みるに、残暑の長さ、秋らしさの短さは益々進んでいくのかなと考えてしまいます。昔からいくらか寒暖の周期は繰り返されてきたそうですが、気候変動に伴って日本の四季も形を変えていくのでしょうか。
それでもこうして、秋という時期に子供たちが一生懸命にお神輿を担いでくれるお祭りが秋祭りとして続いていくよう、私たちも祭典に向き合っていきます。