去る12月15日、当社は一年で一番重要な日を迎えました。
溯る事約1800年、御祭神神功皇后が神々に神託を乞うてお籠りされた故事に倣った、一週間に亘る御斎祭（おいみさい）。
ご参拝をお断りして、神主のみで七日の間秘行事を行い境内を清め、禊を通して我が身を祓い、ご社殿奥にお納めする御神宝を全て改め、迎えた15日の例祭でした。

この間は12月とは思えないほどに暖かく、日々の務めにも暖かなぬくもりが与えられました。
例祭にもこれまでと変わらず多くの御参列・ご祝辞を頂戴し、厳かに執り行う事ができました。この場を借りて、多くの方々のご理解とご協力に感謝いたします。

打って変わって昨日は終日強烈な風が吹き付けて気温も下がり、今日は真冬に相応しい大変な冷え込みです。朝から断続的に雪も降り、お祭りを境に季節がぐっと進んだ印象です。
ご覧の皆様もどうかご自愛頂いて、新しい、輝かしい一年に向けてお過ごしください。お正月も、たくさんの方々のお参りをお待ちしております。

 

最後に、御斎祭が明けた未明のご社殿を。

それでは。