神職ブログ

「はっけよい!」と声響く日に向けて

お祭り

日差しこそ暖かいものの、ひんやりした空気に乾燥した風。秋の気候の深まりに合わせて、本来今月頭には行う予定を暑さのために延期していた衣替、先週ようやく行いました。さすがに厚手の装束は夜明け前の日供祭でも頼もしいです。

そして既報通り先日秋季大祭を終えまして、次に目指すは荒熊稲荷神社例祭と「三日相撲」。こちらも大変長く地域に愛される行事として知られ、現役時には魁傑の四股名で知られた17代放駒親方とのご縁も長く、個人としても部屋としても深く三日相撲に関わってくださいました。亡くなられ、部屋も後援会も解散してしまった事が本当に惜しまれます。

現在その三日相撲の為の土俵作りが着々と進められております。今年も株式会社コプロス様のご協力を得て23日より作り始め、それらしい形が見えて参りました。これから数日はひたすら突き固める作業が行われる重労働で、とても神社の職員では賄えない仕事に頭が下がります。

11月2日には土俵の完成を奉告し、3日の奉納相撲の無事を祈願する土俵祭も行います。翌3日の「三日相撲」がたくさんの方々と共に盛大に開催できますように、私どもも準備を進めて参ります。皆様のお参り、心よりお待ち申し上げます。

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