神職ブログ
茅の輪をくぐって無病息災を。
お祭り
皆様こんにちは。
梅雨入りしまして、ジメジメと湿度の高い日が続いております。
さて、来月の7月14日~16日まで八坂神社例祭・夏越大祓が斎行されます。
皆様からお預かりしました人形・車形を御神前にお供えし、神職が罪穢れを払う「大祓詞」を一日100巻、計300巻を奏上いたします全国でも大変珍しいお祭りです。
併せて期間中は境内に茅の輪を設置いたしております。
この茅の輪は、神代の昔、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が善行を行った蘇民将来という男に対し、「疫病が流行した際は、蘇民将来とその子孫は茅の輪を身に着けておけば免れる」と云う『備後国風土記』の説話に由来します。
その身に着けておく茅の輪が時代とともに大きくなり、現在のような輪をくぐるものになったといわれております。
このコロナ禍の時代、どうぞ皆様におかれましても、茅の輪をくぐられて罪穢れなく身健やかにお過ごしください。
※人形は社頭にも置いてございますので、ご自由にお持ち帰りいただきまして、必要事項を記入の上お持ちください。